果物を焼くと栄養効果が増すって本当なのか!?

みかん「風邪をひいたらみかんを焼いて食べると良い!」

そんなことをよく言われたものだ…。

この辺りでは昔から果物を焼いて食べる風習が残っている。

確かに風邪の症状が良くなったようにも感じた。

でも、本当のところどうなんだろうか!?

そして、どんな果物でも良いのだろうか…!?

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焼けば良いこともたくさんある果物!

果物を皮ごと焼いて食べると,どんな効果があるのだろうか…。

焼くことによって、甘味の少ないものでも、甘さが増すことも多いようだ。
また、ペクチンなどのような食物繊維も加熱されることで吸収されやすくする。そして、皮に含まれる栄養成分も実に浸透するので一緒にとりやすくなる。さらに、ビタミンCなどは皮に守られて失っていくのを防ぐこともできる

ダイエット効果も期待できる焼き果物。

また、焼くことでダイエットの効果もあるようで、甘味が増すことによって同じ量を食べても満足感が強くなり、そのあとの食事の量が減少するようだ。
その結果、トータルでの食事による摂取カロリーが減ることになる。そして食物繊維の吸収率が高まるので肥満の原因になりやすい便秘の予防や解消にもつながる。

どんな果物が良いのか!?

では、焼くにはどのような果物が向いているのだろうか!?

リンゴとバナナまず思い浮かぶのは「みかん」だろう!
昔からの風習で、自分も食べたことがある。
みかんの皮にはポリフェノールの一種のヘスペリジン(ビタミンP)が含まれている。その量は実の約10倍らしい。
さらにビタミンCは実の約3倍も含まれている。
このヘスペリジンには毛細血管を強くする効果があり、血中コレステロール値を改善してくれたり、血流を良くする。
さらに抗アレルギー作用も期待できるようだ。

そしてリンゴ…。
このリンゴの皮には果肉よりも皮の赤い部分にリンゴポリフェノールというアンチエイジングに効果的な抗酸化作用がある成分が多く含まれている。
そしてビタミンKも多く含まれている。このビタミンKは体の構成要素として大切なタンパク質を活性化する働きがあるようだ。そのビタミンKはお肉の4倍も含まれているらしい。
この他にも食物繊維ビタミンA、そしてビタミンCカリウムも豊富に含まれている。

さらに、バナナも焼くと良いらしい!
バナナは焼くことでオリゴ糖が増えてくる。
このオリゴ糖は善玉菌を増やし、腸内環境を整えて便秘の解消に効果がある。また、貧血の予防に効果がある葉酸も含まれている。そして、カリウムは血圧の抑制や心臓病の予防にも一役かってくれる。
ちなみに、バナナの皮は焼いても食べにくいので、皮は食べずに中の実だけを焼いて食べるのがおすすめ!

意外に焼くことによって健康効果もあるようだ。機会があれば試してみる価値はありそうだ…。

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