シジミは本当に体に良いのか!?

しじみ汁最近、テレビやネットでよく聞くシジミ。

昔から、お酒を飲んだ翌朝、シジミの味噌汁を飲むと「シャキッ」とすると言われていたのを思い出す。

実際に二日酔いの朝、シジミの入った味噌汁を頂いたことがある。

確かに効き目はあったように思うが、シジミが良かったのか、味噌が良かったのか…。

実際のところ、どうなんだろう!?

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シジミの栄養成分には驚いた!

シジミ人の体にとって重要な成分のタンパク質。
様々な働きがあるのだが、それを構成しているのが20種類のアミノ酸だ。
とくに体内では作られない必須アミノ酸は食事で補う必要がある。
シジミにはこの必須アミノ酸のほとんどが組み合わさった良質なタンパク質が含まれている。

また、鉄分も含まれている。
鉄分の不足は立ちくらみやめまい、動悸などの症状が現れる。
そして、疲れやすいのもこの鉄分が不足していることが原因のようだ。
この他にも肩こりや冷え、集中力不足に食欲不振、さらには風邪をひきやすくなるのもこの鉄分の不足が影響しているようだ。

そして、日本人が最も不足しているといわれるカルシウム
この成分は骨や歯を作るだけではなく、筋肉と神経の働きを調整する働きもあるようだ。
このカルシウムが成長期に不足すると成長が抑えられ、成長後に不足すると骨がもろくなり、骨粗しょう症の原因にもなる。

さらに、ビタミン12も含まれているようだ。
あまり聞きなれない成分だが、アミノ酸や脂質の補酵素としての働きがあるようで、不足すると悪性の貧血や神経障害を引き起こす可能性があるらしい。
このビタミン12は微生物以外では合成されず、植物性の食品にはほとんど含まれていないので注意が必要だ。

また、ビタミンEも含まれている。
この成分、最近になって抗酸化作用があることで注目され、アンチエイジングの成分としても注目されるようになった。
また、抹消血管を広げる働きもあるので血行障害による冷え性や肩こり、頭痛などの改善に効果があるようだ。

この他にもビタミンB2やグリコーゲンなどなど…。本当にたくさんの成分が入ったシジミ、なかなか侮れないものだ。

シジミ料理は味噌汁だけじゃない!!

シジミを使った料理といえば味噌汁が一般的だ。
昔から食べられてきたものだけに馴染みも深い。では、それ以外料理はどんなものがあるのだろうか…!?

自分が今までに食べたシジミ料理の中で美味しかったと感じたもののひとつに、しじみラーメンがある。
お酒を飲んだとに食べたのだが、シジミの味がよく出ていて、アッサリしていて本当に美味しかった。
そして、シジミの入った炊き込みご飯。シジミの香りと出汁のきいたご飯が印象に残っている。

なかなかこの辺りでは手の入らないシジミだが時々食べてみるのも悪くないような気がしてきた!

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